【カンボジア】シェムリアップでトンレサップ湖の水上集落とマングローブ原生林を見てきたよ
こんにちはキャリーバッカーのTak@です。今回は、カンボジアのシェムリアップでトンレサップ湖の水上集落とマングローブ原生林に行って来たので勝手に紹介していこうと思います。
- トンレサップ湖とは
- トンレサップ湖の場所
- シェムリアップ市街から郊外へ
- しばらくすると景色が一変します
- そしてボート乗り場に到着
- いざトンレサップ湖へ
- 水上集落が見えてきました
- トンレサップ湖に近くなると
- トンレサップ湖に浮かぶレストラン
- 次はマングローブ原生林に行きます
- そして船長デビューします
- 最後に
トンレサップ湖とは
トンレサップ湖は、東南アジアでは最大の湖らしいです。しかも乾季と雨季だと湖そのものの面積も水位もかなり変わるみたいです。
上の写真を見ても分かるように、水面からかなり高いとこに住居があります。乾季には2m程だった水位が雨季になると10mくらいまで上がることがあって湖の面積も5倍とかになるらしいです。その関係でこんな高いとこに住居があったり、ドラム缶とかのフロートを付けた水に浮かぶタイプの住居がたくさんあります。
調べた感じだと、このトンレサップ湖の水上集落には100万人以上もの方が生活してるみたいです。ちなみにクメール語で川のことを『tonlé-トンレ-』大きい淡水湖のことを『sap-サップ-』って言うみたいです。
トンレサップ湖の場所
トンレサップ湖は、シェムリアップ市街からトゥクトゥクで30分くらいで行けます。今回は、パブストリートから水上集落を見学するボートが出ている船着場までのマップを載せてます。
シェムリアップ市街から郊外へ
シェムリアップの道路は舗装されてないとこも多く、砂埃が舞うことがあるのでサングラスやマスクは準備しておいた方がいいと思います。
道路では日本だと絶対見かけないような運搬方法で竹を運んでる三輪バイクもいました。ここまでくると荷台からはみ出してるとかのレベルじゃないですねw
しばらくすると景色が一変します
トゥクトゥクで15~20分くらい走ると辺り一面ウシが放牧されてる田園風景になります。
道路にもたくさんのウシが歩いてました。特に飼い主さんらしき人もいなかったんで、自分たちでお散歩してる感じでしたw
途中で道路を塞がれて少し待ったりしながらウシたちの集団を追い越します。
そしてボート乗り場に到着
道路沿いにたくさん受付みたいなテントが出てて、そこでボートの手配をします。基本的には値段交渉するみたいです。船を持ってる方がそれぞれテントを出して客引きしてるっぽかったです。
僕はトゥクトゥクをチャーターしてたので、トゥクトゥクのドライバーさんがガイド代わりに受付や交渉もしてくれました。
このボート乗り場は、雰囲気的にトンレサップ湖の観光用に造られた感じです。トンレサップ湖に続く川っていうか水路みたいなとこに船がたくさん停泊してます。
いざトンレサップ湖へ
船に案内されたら早速乗り込んでトンレサップ湖へと向かいます。
屋根とか運転席とかを見るとかなり手づくり感が満載の船だけど、乗り心地は好きですw
ボート乗り場からしばらく進むと川幅も広くなって、ボートのすれ違いにも余裕が出てきます。最初は結構狭いんで少しヒヤヒヤしたり水しぶきが飛んできたりしますw
水上集落が見えてきました
トンレサップ湖に出るまでのエリアには高床式の住居が多いです。
子どもたちが素っ裸になって楽しそうに川で水遊びしたりしてて、貧しい中にも笑顔が見えて少しほっこりします。
トンレサップ湖に近くなると
トンレサップ湖に近くなるにつれてフロートタイプの住居が増えてきます。途中、引越しなのか新規に造られたのか分かんないけどボートで牽引してる移動中の住居も見かけました。
家の中がどうなってるのかまでは見えないけどワンルームくらいのスペースの住居が多い感じで玄関前にハンモックがついてる家が結構あります。
トンレサップ湖の中には学校とか病院なんかもあるみたいです。学校らしき建物と教会は見かけました。
トンレサップ湖に浮かぶレストラン
トンレサップ湖に浮かぶ教会のあとはレストラン。お土産品なんかも置いてるドライブイン的な感じのとこです。
高台もあってトンレサップ湖を見渡せるけど個人的には船の上からの景色の方が好きですw ここのレストランにはワニゾーンがあって山ほどワニがいますww 多分、トンレサップ湖で捕まえたんだと思います。剥製になったワニも売ってたんで売るのかな?食べたりもするのかも知れないけどそこまでは分かりませんw
次はマングローブ原生林に行きます
ここトンレサップ湖にはマングローブ原生林があります。船から手漕ぎボートに乗り換えての散策になります。ボートは別料金になるんだけど時間も値段も忘れちやったw 多分1,000円くらいだと思います。すんませんww
時間にして30分~1時間くらいだったと思うんだけど、途中でボートに飲み物とかお菓子とかお土産品、それと鉛筆とかノートなんかをたくさん積んだ物売りゾーンがあります。そこで船を停められて問答無用でセールスを浴びることになりますw その時の時間が無駄に長く感じたんでどのくらいの時間だったのかがよく分かんないですww
ちなみに販売してるノートや鉛筆は買って学校に寄付してってことみたいです。マングローブは素敵だけどこのセールスレディたちには正直疲れましたw
船頭さんのおばちゃんと二人きりでマングローブ原生林のさらに奥地へと向かいますw すごく静かで神秘的な空間です。観光客だらけならもっとわちゃわちゃするんだと思うけど、この日はほとんど観光客がいなくて空いてました。おかげで貸切りみたいにマングローブ原生林を満喫できました。ちなみにここでワニは見かけなかったですw
そして船長デビューします
マングローブ原生林プチツアーを終えて船に戻り、しばらく遊覧してトンレサップ湖の中へ入ってきました。辺りには住居もなく船もほとんど見えなくなりました。多分この辺りからは漁をしたりするエリアなんだと思います。そろそろUターンするねみたいな話しをしてたとこで船長さんが『運転してごらん』ってw 『船なんて運転したことないよ?』って言ったんだけど『大丈夫だから』って… その根拠の無い大丈夫に納得する日本人は少ないよって思いながらも好奇心旺盛なんでとりあえず運転しますwww
いま僕はカンボジアのトンレサップ湖で船長をしてますw これは一人旅のいいとこでもあると思います。ツアーとかグループ旅行だと体験できない裏メニューが存在するのは確かだと思いますw 自分の運転でトンレサップ湖の夕焼けを満喫します。残念ながら雲が多くて夕日は見えなかったけどいい経験ができました。
その後、船長の座を返還して帰路につきましたw
最後に
この日は、途中で参加したマングローブ原生林のカヌーツアーも含めかなりの時間を水上で過ごしました。移動手段になるトゥクトゥクや今回の場合は船もそうだけど、一人旅だとチャーターは料金的な負担が大きくなります。全部自分持ちなんで当然ですw
もちろんそれを承知で一人旅をしてるけど、このトンレサップ湖の観光は料金交渉と何回もやってくる寄付とかチップ攻めのおかげで精神的に削られましたw 僕としては、チップは感謝の気持ちだと思うんだけどドルが流通してる関係なのかチップを払うのが当然ってスタイルの方もチラホラ… 『寄付額はあなたに任せるけど、ここには貧しくてご飯も食べれない子どもたちがたくさんいる。私は何人家族で…』って話しをしてきます。何人かの方の話を聞きましたが、みんな同じタイプのプレゼンでマニュアルがあるんじゃないかってくらい同じ感じです。
普通の感性を持っててある程度英語の理解できる日本人なら全てを断るのは無理な気がします。僕はトゥクトゥクのドライバーさんが『ここはぼったくりが多いから俺が守るよ』って教えてくれたんでマングローブのカヌー以外は、一緒に船に乗ってもらって行きました。ドライバーさんが『無視してればいいよ』って教えてくれた時はそれに従って無視できたので助かりました。
まぁその分、ドライバーさんのチケット代も払ってますけどねw ここでの生活を見せてもらうのは感謝するべきことだし、とても刺激があるし素敵な景色にも出会えます。なのでぜひ行ってほしい場所ですが、なるべく料金の明確で安心できるツアーやガイドさんみたいに補助的な現地の方がいるとよりベストだと思います。