勝手に観光大使

勝手に観光大使w

旅先で訪れた素敵な場所をお気に入りの写真と共に勝手に紹介しますw

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【ベトナム】ホーチミンからツアーでベトナム戦争の史跡『クチトンネル』に潜入してきた

こんにちはキャリーバッカーのTak@です。今回は、ベトナムホーチミンでクチトンネルツアーに参加したきたので勝手に紹介していこうと思います。

 

 

 

 

クチトンネルって?

クチトンネルは、ホーチミン市北部のクチ県にあるトンネルでベトナム戦争の時に使われていました。
全長200km以上ともいわれていてる巨大な地下のトンネルネットワークの事です。

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クチトンネル

 

 

先ずはツアーデスクで予約

今回お世話になったのは『Xe Huỳnh Gia』ってツアーデスクです。バックパッカーストリート通り沿いにツアーデスクがたくさんん並んでるんだけど、そん中の1つです。

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お世話になったXe Huỳnh Gia

ここを選んだ理由は特になくて前回ホーチミンに来た時にこのお店の前を通ったらクチトンネルツアーの写真が出てたのが頭に残ってたのと、よくお店の前にたくさんのお客さんがバス待ちしてたのが印象的だったからです。

 

 

お店の中の様子

お店の中は受付用のカウンターとお客さんが座るいくつかの椅子があるだけの簡素なオフィスって感じです。ブイビエンにあるほとんどのツアーデスクはこんな感じです。

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ツアーデスクのカウンター

 

店内には必ずってほどツアーメニューの写真がデカデカと貼ってあります。ベトナム語が分からなくても英語で対応してくれます。メニューも英語で書いてあるんで分かると思います。英語話せなくてもメニュー見れば分かります。ただしツアーガイドさんも英語での案内になるので中学校レベルのヒアリングができればどうにかなると思います。たぶんw

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ツアーのメニュー写真

 

 

 

ツアーデスクの場所

このツアーデスクのあるバックパッカーストリートはブイビエン通りと並行した隣の通りです。

 

 

後に分かった事だけど

このお店はツアーの利用者も多いけど、どちらかといえばカンボジアまでの長距離バスの利用者の方が多そうな感じです。格安長距離バスでカンボジアにも行けるみたいです。本数も多いので、陸路でボーダー越えするバックパッカーの利用者が多いみたいです。後に分かったのは、そうお店の前にいたたくさんのお客さんはツアー利用者じゃなくてこの長距離バスの乗客らしいですw デカデカ看板にも書いてありましたww

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ホーチミンカンボジアの看板

 

バス料金が安いからってベトナム旅行の途中でカンボジア旅行に行くとベトナムのVISAを取ってない人は、ベトナムを一度出国すると30日間はベトナムに再入国できなくなるので要注意ですw とは言うものの2020年からその30日ルールが廃止になるって聞いてたけどコロナの関係でVISA自体が停止されちゃったから廃止の話も飛んじゃったと思う…
まぁ気になる方は、ググってみてください。
余談でしたw

 

 

翌日のツアー当日

話を戻して、予約をした翌日ツアーデスクに集合します。参加者が集まった所でバスまで徒歩移動します。道路の反対側の9月23日って名前の公園沿いにバスが止まってて全員が乗り込んだらサクッと出発します。

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バスの車内

この日の参加者は15名ほどでした。白人さんがほとんどでしたが、僕以外に若い日本人男性の2人組が参加してました。

 

 

最初に着いたのは貝殻工房

出発してから40分くらい移動したところで最初の場所に到着しました。僕が参加したクチトンネルツアーでは、クチトンネル以外にも貝殻を使った螺鈿細工といわれるベトナムの伝統工芸品の手作り工房を見学しました。

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貝殻工房の看板

 

貝殻工房の場所

工房の様子

この工房では、ハンディキャップのある方たちが働いているんですけど、道具を使って手作業で作ってる現場を見てるとすごく繊細な作業だし、仕上がりも綺麗過ぎてハンディキャップなんて微塵も感じません。

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工房の作業場

ここには店舗部分もあって、販売もしてました。残念ながら店内および商品の撮影はNGだったのでここでの写真はありません。確かによくあるお土産品とは違って、アート作品って感じの物がたくさんあったので撮影NGなのも頷けます。
下の写真はネットで販売されている物の商品画像をお借りした物なので、現地で撮影した訳ではありませんがこんな感じの繊細な美しい商品がたくさん並んでました。

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螺鈿細工の小物入れ

 

 

クチトンネルに向かいます

貝殻工房の見学が終わると、今回のツアーの最終目的地になるクチトンネルに向かいます。途中バスの中でクチトンネルの入場料の徴収がありました。ツアー料金には含まれてないパターンでした。
ちなみにクチトンネルの入場料は、20,000ドンで日本円だと約100円でした。色んな方の情報を見ると入場料は時々変更があるような感じなんで行く時は確認してみて下さい。

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クチトンネルのチケット

 

 

クチトンネルに到着

戦時中にトンネルをどんな風に使っていたかとか、実際に使われていた罠を再現した物を見たり、どんな物を食べて生活をしてたかとかをツアーガイドさんが説明してくれます。

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見学のルート看板



当時の罠やら何やら

ここの敷地内には戦時中に使用していた戦車とか武器とか展示されてるけど、それ以外に当時仕掛けていた罠の見本なんかもあってガイドさんが詳しく説明してくれます。
例えば下の写真の様な一見すると種も仕掛けも無さそうなごく普通の人工芝ですwww

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罠の見本

その罠の上に乗ってしまうと、忍者屋敷の回転扉みたいに『パコッ』て床が回転して下に落ちます。落ちた下にはトゲトゲしたのがあります。

 


うん 刺さりますね。。。

 


罠ですからそーゆー事です。もちろん当時は人工芝じゃなくて見た目では分からない様に造られてたと思います。

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罠にハマるとこうなります

地下トンネルのネットワークの方はと言いますと、更に森の奥へと入っていきます。

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森の中を歩いていきます



ポコポコ穴っぽこ

森の中にはアチコチにポコポコと出入口らしき穴っぽこがあります。

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そこらにある穴っぽこ

穴っぽこ体験もできます。完全にカモフラージュされた待ち伏せ用のフタ付きの穴っぽこがあってソコから敵を襲撃したりしてたみたいです。ホントに窮屈なくらいの狭い穴っぽこです。スリムで小柄なベトナム人に合わせた感じなので観光で来てる大柄な欧米人にはちょっとキツいサイズ感でした。

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穴っぽこ体験w

屋根付き階段付きの出入口もありました。たぶん観光用に屋根付けたんだと思います。

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ここは階段付きの出入口



今回のツアーの目玉

それではこのツアーの目玉でもあるトンネルの中に入ってみます。戦争史跡なので、キャッキャッするのは不謹慎な気がしたんで落ち着いて見学してたけど、地下トンネルネットワークってすごいパワーワードなんで内心はめっちゃ興味津々でした。

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皆んなに続いて入ります

トンネルに入ると戦争当時の約60年前にタイムスリップするみたいな気分がします。

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約60年前へと続くトンネル

トンネルの中は、膝立ちで立てるほどの高さしかないので、身体にかかる負担を考えるとずっと屈んだりしゃがんだりして移動するのはかなりキツい感じでした。身体の大きな外人さんたちはトンネルを出たあとヒィヒィ言ってましたw
ちなみに僕は大柄じゃないけどヒィヒィ言ってましたwww

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トンネルの中



敷地内のその他の展示物

敷地内には他にも色々と展示されてます。例えば当時使われてた大砲みたいなヤツ。名前とかよくわかんないんですけど強そうw

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大砲みたいなヤツ

それと型式とかは分かんなかったけど、戦車もありました。折角なんで標的になってみましたw

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標的になった気分がいかがですか?

半分が地下の小屋もありました。この小屋の中では弾薬なんかを作ってたみたいです。

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小屋がありました

小屋の中には弾薬と思われる物が展示されてます。

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たぶん弾薬

その他にも弾薬らしき物を作ってた方たちが当時の様子を再現してくれてます。あぁもちろんこの方たちは人形ですよww

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弾薬とかを作ってた様子の再現人形



当時食べてた物

おやつタイムに戦時中に食べてたおイモさんをくれました。これはあのタピオカの原料になるキャッサバっておイモさんです。蒸かしたのか茹でたのか分かんないけど食感的にはサツマイモと変わりない感じ、味の方は日本のサツマイモとは違って甘味はほんのりです。塩とかピーナッツの粉をかけて食べるみたいでピーナッツの粉かけて食べたらいい感じのおやつになりました。

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戦時中に食べてたおイモさん



射撃場とお土産屋さんもあります

見学を終えるとお土産屋さんとお茶できるエリアがあります。お買い物タイムがあって少しのんびりしてから帰ります。
このエリアには射撃場も併設されてて一般の人も実弾射撃が体験できます。受付けのカウンターには実弾が並んでました。

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射撃場に並ぶ実弾たち

僕は前にタイで実弾射撃した事があるし、ツアーの最中の限られた時間内にバタバタとやるよりのんびりとやりたいタイプなのでここではやめときましたw
ただし、お茶する所が射撃場のすぐ隣りなので心臓の奥までバンバン鳴り響いててのんびりしたくても心臓がのんびりできなかったですwww

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音がものすんげぇ

そんなバカスカ実弾が飛んでる横には、ベトナムらしい可愛いお土産が並んでますw

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お土産屋さん

前にホーチミンにある統一会堂で実物を見た事のある戦車のミニチュアも売ってました。この戦車に書いてある『390』は型式と呼ぶのかは分かんないけど中国製の390号の事らしいです。ベトナム戦争の時にはこれ以外にもロシア製の843号があって、ホーチミンを陥落させるのにこの2種が大活躍したみたい。なのでデカデカと390って書かれたお土産があるんだね。僕は統一会堂で見た時に勝手に390号を『ミクオ』って名前付けて読んでたw

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戦車のミニチュア

そんなこんなで心臓に射撃音を受けながらもお土産見たりお茶したら、またツアーバスに乗って出発地点の9月23日公園まで帰ります。帰りは少し渋滞もあったけど1時間半くらいで着きました。

 

 

クチトンネルツアーの料金

半日のツアー往復送迎に英語のガイドさんとお水のペットボトル1本とおイモのおやつ付きで約800円くらい。
あとクチトンネルの入場料が約100円で合計1,000円しないくらいの爆安ツアーでしたw

※料金等は変更になる事があるので確認してください。

 

 

最後に

現在ホーチミンでは日本企業が地下鉄を作ってますが、今のとこはまだ開通してません。なので観光で行った時は、車とかバイクとかバスなんかで移動するしかないです。そこで便利なのが、この現地オプショナルツアーです。ベトナムのツアーは安いし、特に交通手段の事を考えると便利だと思います。英語ガイドはちょっとって人でもベルトラとかで探せば少し割高だけど日本語ガイド付きのツアーもあるので、ホーチミン観光の際にはぜひ行ってみてください。

ベルトラのHP

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