【ベトナム】唯一僕がホーチミンでやられた詐欺の手口
こんにちはキャリーバッカーのTak@です。今回は、一人旅をしていて僕が唯一やられた詐欺について勝手に紹介していこうと思います。
シュチュエーション
時は2回目のホーチミン旅行で、タクシーを利用した時の事です。その時はGrabタクシーがまだ多く走ってなかった事もあって、道端で拾った方が早かったので道路脇でタクシーを止めて乗り込みました。一応、道脇に停まってるタクシーじゃなくて道路を巡回してるいわゆる流しのタクシーを捕まえました。コレは僕の経験上だけど、停まってるタクシーは交渉になりやすくてボラれる確率が高いので流しのタクシーを捕まえたって事です。
何か変だとは思ってた
ホーチミンではメジャーなタクシー会社が『ビナサンタクシー』と『マイリンタクシー』の2社あります。旅行者でも比較的安心して利用できると評判のタクシー会社です。なのでこの時もビナサンタクシーを利用しました。
タクシーに乗り込んで場所を伝えスグにメーターの確認をすると、初乗りの金額が何か違う。ん？何か変だなって思ってたのでGrabタクシーで事前に調べてた料金目安を参考にして、あまりにもかけ離れた金額を請求されたらGrabタクシーの料金を見せて交渉しようくらいにその時は考えてました。コレが甘かった… 変だと思ったらその時に言うべきでした。
目的地に到着
およそ10分ほどで目的地の食堂へ到着したのでメーターを確認するとやっばり初乗りの時点でメーターが上がってたんでその分高くなってます。『メーター変だよ！』って僕が言う前にドライバーさんの方から『このメーター壊れてるんだ。だから正しい料金は〇〇ドンね！』って伝えられた料金がGrabタクシーで調べてた料金とほぼ同じだったので、この時にボラれる心配はないなって安心しちゃったんです。
そして運命の瞬間が訪れます
ドライバーさんが再度『〇〇ドンだよ』っていうんでお金を準備してた時、ドライバーさんが手を伸ばして僕のお金を指します。『それじゃなくてこのお札とこのお札だよ』って感じ。僕が『えっ？どれ？』ってなった瞬間に『お金渡してごらん』みたいな雰囲気になって手に持ってたお金を渡しました。ドライバーさんは、僕からちゃんと確認できる様に見える所で『このお札とこのお札を貰うね』って1枚ずつ僕に確認して抜いていきます。僕はこの時、すごく丁寧なドライバーさんだと思い込んでました。この記事を読んでる皆さんもここまでの流れだけならすごく丁寧で親切なドライバーに思えると思います。でもこの時点で僕のお金は既に余分に抜かれてるんです。
種明かし
ドライバーさんが僕のお金を手にした時に下側になってるお札を数枚見えない所で抜き取ってます。恐らくお札を持ってるで丸め込むように抜き取ってると思います。実際には下に落として後で拾うのかも知れません。その辺はケースバイケースだと思う。
要は『このお札とこのお札を貰うよ』って引き抜く方の手が気になりますよね？詐欺するなら大きな紙幣を抜くんじゃないか？とか重ねて2枚お札を抜いたりするんじゃないか？って注目すると思います。でも実際にはそこじゃないんです。
丁寧で優しいドライバーさん
これがタクシーを降りた時の僕の印象です。でも実際はお金抜かれたマヌケなただのカモですwww 僕以外の方はどうなのか分かんないけど、大抵の場合、お財布にお札を何枚か入れる時って紙幣毎に並べて入れますよね？手前か奥かは人それぞれだけど、どっちかに高額紙幣で反対側に少額紙幣が並んでませんか？ 恐らく世界中の方が似たような並べ方でお札を管理してるんです。
なので札束を手にした時に少額紙幣が上にくるように持つと下側の隠れた方に高額紙幣があるんです。そこを狙って抜き取ってるスリ技術を使った詐欺だと思います。
すっかりカモになった僕は『ありがとう』って感謝を伝えてタクシーを降りましたw お金抜かれてた側がありがとうって何だよwww
食堂でご飯食べてお会計した時に初めて抜かれてた事に気がつきました。正直、抜かれる前にいくら持ってたのか正確な金額は分かりません。なので大体の被害総額しか分かりませんが、多分抜かれたのは500,000ドン札1枚だけ。日本円にして2,500円くらいだと思います。基本的に大金は持ち歩かないので、お勉強代だねって笑える程度で済んで良かったと思いますw
オマケにもうひとつ
記事を締める前にもうひとつホーチミンで注意した方がいい事を書いておきます。それは『ひったくり』です。現地の方たちは『アリババ』って言ったりしてますけど、すれ違いざまにバッグなんかを持ち去るアレです。
僕は通りと通りを繋ぐ横道の路地を歩いてました。その路地は歩道も無く両側には飲食店やホテルやBARが並んでてお店の前にはたくさんのバイクとかが並んで停めてあるので道幅は車1台とその両側を歩行者がギリ歩ける程度の路地です。
昼間でも夜でもある程度、人通りのある路地なので少し油断してて次に行く場所をGoogleマップで確認しながら歩いてたんです。後方からバイクの音が近づいて来てたのは分かってました。そのバイクが僕の横を通り過ぎる時に歩くより少しだけ速いくらいの速度で僕を追い越して行きます。バイクにしてはかなり遅くて違和感があったのを覚えてます。僕の横に並んだその瞬間、2人乗りのバイクの後ろに乗ってた男性が僕のiPhoneをひったくろうとして手を伸ばしてきました。iPhoneに触られたけどギリで避けました。彼らは途端にスピードを上げて逃げ去りました。とりあえず自分自身の反射神経に感謝ですwww
僕は一応リスク回避の為に外でiPhoneを使う時は持ち方に気をつけてます。
こんな感じでiPhoneを包むように持つようにしてます。万が一ひったくりに狙われても持ち去られるのを回避する為です。でもそれでも狙われたって事は僕の考えが甘かったって事ですねw 危なく若い犯罪者を作る所でした。
人通りの多い路地だから大丈夫だろうって心の隙を狙われた感じですね。現地のベトナム人の方も被害にあう事が多いそうなので耐性の無い日本人なんてチョロいもんですw
最後に
今回は観光客の多いホーチミンでの事例なんで他の地域では多くないかも知れません。でも残念ながら日本と比べると明らかに起こり得る可能性は高いと思います。ビナサンタクシーのカラーリングと同じ車で個人タクシーをしてぼったくりしてるって情報もあったので、もしかしたら僕がやられたのはそのタイプの偽ビナサンタクシーかも知れません。なので慣れるまでは、お金のやり取りをしなくて済むGrabタクシーがおすすめです。日本だとスリとかひったくりに対して用心する機会が少ないので海外旅行する際には皆さんも気をつけて楽しい旅をしてくださいね！
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