【タイ】ホアヒンにある伝説の高僧ルアン プー トゥアットさんの巨大像を見てタンブンもしてきました
こんにちはキャリーバッカーのTak@です。今回は、ホアヒンにあるワット・フアイ モンコンに行ってルアン プー トゥアットさんの巨大像を見て来たので勝手に紹介していこうと思います。
ワット・フアイ モンコン
ワット フアイ モンコンは、ホアヒンにある寺院で外国人観光客の知名度は低いみたいだけど、現地の方には人気のパワースポットとして知られています。ここにはタイで最も有名と云われてる高僧ルアン プー トゥアットさんの巨大像とエラワン象、そしてタークシン王の銅像があります。
タークシン王はトンブリー王朝時代の王様でビルマ(今のミャンマー)からの侵攻を防いだ英雄らしいです。銅像の周りにはニワトリの置物がたくさん置いてありました。
ナーレスワン王の銅像にお願いごとをして願いが叶ったらニワトリの置物を奉納するとこがあるってのは聞いたことあるけどここも同じなのかな?タークシン王の奥にルアン プー トゥアットさんの巨大像が見えます。
ワット・フアイ モンコンの場所
ホアヒン駅から西へ18キロくらいのとこで、タクシーで20分ほどで行けます。市街地からは離れた小高い丘なのか山なのかって感じのとこにあるんで、帰りの交通手段の事も考えてタクシーで行くならドライバーさんに待っててもらった方が安全かもしれません。
地元の方に人気のお寺なので、もちろんバスとかソンテウも走ってるとは思います。言葉の壁とかも含め僕ひとりならどうにでもなるんだけど、もし『この記事見て行ってみたけど帰りに困った』って方がいるといけないんで一応注意事項ですw
営業時間と参拝料
【営業時間】
06:00~21:00 無休
【参拝料】
無料
※営業時間や参拝料などは変更になる場合があるので事前に確認してください。
高僧ルアン プー トゥアットさん
この『僧』は、僧侶のことで一般的には個人に対して使うことが多いみたいですが、本来は出家修行者の集団を意味してるようです。
【高僧-こうそう-】
徳や知のすぐれた僧。また、位の高い僧。
おそらくタイの方でルアン プー トゥアットさんを知らない人はいないんじゃないかって思うくらい有名なお坊さんなんだけど、トゥアットさんの肖像画とか写真は実際のトゥアットさんじゃなくて、後世のお坊さんが夢とかお告げで見たトゥアットさんを表現したんだそうです。トゥアットさん本人の写真や肖像画は残ってないみたいです。
トゥアットさんはタイ南部のソンクラー県の出身で出家後、修行のためにアユタヤへ船で渡ったそうです。その船での移動中に嵐に巻き込まれ身動きが取れなくなって何日もの間、船の上で過ごしました。手持ちの食料やお水も尽きてみんなに生命の危機が迫ったとき、トゥアットさんが海面に足をつけると海水が真水に変わりそのお水が飲めたおかげでみんな生き延びたという逸話があります。
また、アユタヤでは伝染病でたくさんの方が亡くなったときに、トゥアットさんが祈祷した聖水のおかげで治まったなどの逸話もある伝説のお坊さんです。
参拝する時はお花とお線香と金箔をセットで買ってお参りするといいです。線香とお花は正面トゥアットさんの下、金箔は左右にある等身大くらいのトゥアットさんの像に貼ります。
ちなみにトゥアットさんは人気なので、このワット・フアイモンコン以外にもタイのあちこちにあるみたいです。僕は以前、ラン島に行ったときに偶然見つけたトゥアットさん像にも参拝してます。その時はまだトゥアットさんのこと知らなかったけどw
3つの頭を持つエラワン象
ルアン プー トゥアットさんの巨大像の前には3つの頭を持ったエラワン象があります。エラワン象はインド神話の中でヒンドゥー教のインドラ神の乗り物とされてます。
お願いごとをしながらエラワン象の下をくぐると願いが叶うといわれてるみたいです。
タンブンできる池もありました
敷地内をお散歩してみると、すぐ近くに池があります。
みんな池の魚にエサあげたり滑り台みたいので何か流してます。
近くの露店に行ってみるとバケツにナマズとタニシみたいなのが入って売ってます。どうやらタンブン用のナマズさんのようです。みんなはこのナマズたちを池に放してたんですね。
【タンブン】
善行を行う・徳を積むこと
日本でも同じく徳を積むって表現があるし、良い行いをすれば自分に返ってくるとかいいますけど、それと同じです。
ちなみにナマズを逃がすと『誰にも邪魔されず自分の道を歩める』ようになるそうです。命あるものを自由にするタンブンには、色んな動物がいてそれぞれ逃がしたときに得られるとされるメリットが違うみたいです。僕は『鳥・亀・ナマズ』は見たことがあります。この命を自由にするタンブンに今回初めてトライします。
とりあえずバケツに入ったナマズを1バケツ買います。そんで池に放してお願い事をするだけですw トライって偉そうにいうほどのことじゃないwww ここでは滑り台みたいなとこに流してナマズを池に放すみたいです。別に滑り台は使わなくてもいいと思うけど、せっかくなんで使いますw
滑り台の上から『ほれっ』て流すとナマズさんたちは池に流れていきました。タニシみたいなのは転がってましたw ナマズさんたちの行き着いた先は…
すんごい数のナマズさんがいますw まぁリサイクル方式なので捕まっては逃がされるの繰り返しなんだと思いますww ナマズを捕まえる人は徳を減らされないんだろうか?とかは考えないようにしましょうw
ナマズたちにエサとしてあげるパンも買ってきてあげてみたけど、ナマズが集まり過ぎてナマズの楽園を遥かに超えてただの地獄絵図になっちゃいましたwww
ここにはエサ目当てのハトたちもたくさんいます。ついでにハトたちにも配給しときます。タンブンタンブンw
この木なんの木気になる木
トゥアットさんにも会ったしタンブンもしたんで帰ろうと思ってタクシーの方へ戻る途中で奇妙な大きい木を見つけました。ソフトボールとかバレーボールくらいのサイズの実が成ってます。なんか今まで見たことない感じでかなりのインパクトですw
後々聞いた話しでは『サーラ・ランカー』って名前の木で、日本だと『ホウガンノキ』とか『ホウガンボク』って呼ばれてるそうです。確かに砲丸みたいな実ですw
この木は『インドサラ』の代用樹としてタイのお寺によく植樹されてるみたいです。インドサラは、仏陀が入滅した時に傍にあった木と云われていて仏教では聖木として扱われてます。タイでは気候の関係か分からないけどインドサラが開花しないらしくサーラ・ランカーが代用樹とされてるみたいです。
ちなみにサーラ・ランカーはふっくらとした感じの花を咲かせてました。お花も満喫できたとこでその後ホアヒン市街へ戻りました。
最後に
ワット・フアイ モンコンは外国人観光客があまり行く場所ではないのかも知れないけど、現地の方たちにはパワースポットとして好まれてるお寺なのでホアヒンに行ったらぜひ参拝してもらいたいです。ナマズたちの楽園も見れるしw ホアヒン自体はとても静かでのんびりと過ごしやすいのでそんな観光スタイルにも合うと思います。