GrabタクシーがGoogleマップとの連携ですごい使いやすくなった
こんにちはキャリーバッカーのTak@です。今回は、タイやベトナム旅行でタクシーを使う時にめっちゃ便利なアプリ『Grab』を勝手に紹介していこうと思います。
- Grabってなに?
- どの辺が便利なの?
- Googleマップが連動して更に便利
- まずアプリを使うために
- 認証を済ませたら
- 便利な使い方
- 目的地に到着したら
- タクシー利用時の注意点
- 利用履歴を確認したい時は
- ちなみに
- 最後に
Grabってなに?
Grabは、簡単にいうとタクシーの配車アプリです。日本でもタクシー配車アプリはあるけど使った感覚では、Grabの方がかなり優秀です。もちろんタクシーの台数とかタクシー料金も含めて利用頻度なんかも関係してると思います。
現在はUVERの東南アジア事業を引き継いだ関係があるのか分かんないけど、Grabフードも充実してるから出前頼むのも楽ちんです。
2020年12月の時点でGrabタクシーは、タイ・ベトナム・カンボジア・ミャンマー・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア、東南アジアの8カ国で使えるから旅行予定がある人はアプリを入れておくと旅行の時に便利だと思います。
どの辺が便利なの?
日本で使えるタクシー配車アプリと同じで乗車場所と降車場所をマップで事前指定してタクシーを呼んで移動できます。アプリでタクシーを呼べるだけでも便利なんだけど、タクシー料金の交渉が時々ある東南アジア旅行で使うことで、乗る時の料金交渉の手間が無くなるし高めの料金設定をされたりする事もなくなります。
ただタクシーを呼ぶだけならその辺でタクシー捕まえた方がもちろん時間的には早いけど、現地の言葉が分からないとか観光用の英語が伝わらない時でもアプリならマップで指定するだけなので大丈夫です。
場所を指定するとおよその料金も表示されるし、もちろん乗車時間や移動距離で料金は変わるけどGrabで算出される料金です。依頼を受けたドライバーさんも目的地やおよその料金を承諾した上で迎えに来るので安心です。
Googleマップが連動して更に便利
前はGrabアプリ上で乗車位置と降車位置を設定しないと行けなかったんだけど、僕は普段からGoogleマップ依存性なんでGrabアプリ内のマップだと時々場所が分かりづらかったりしますw 現地の言語で住所を調べたりする時に、その都度GoogleマップからGrabにコピペして検索するのが手間だなって感じてたんです。
それが今では、Googleマップ内で目的地を設定したとこでGoogleマップからGrabアプリに切り替えることが出来るようになってます。
これはGrabだけじゃなくて日本で使われてる『Japan Taxi』とかのタクシー配車アプリなんかも同じ使い方なので、日本国内で使ったことがある人はスグに分かると思います。詳しくは後ほど説明します。
まずアプリを使うために
まずGrabアプリをダウンロードします。
使う前には、必ず認証することになるんだけどその際に電話番号が必要になります。入力した電話番号にSMSで認証コードが送られてきて認証するようになります。
現地で認証する場合は、その時に現地で使うSIMの電話番号で認証します。タイのSIMを使う場合は、国際番号+66です。日本のSIMを使ってモバイルWiFiで旅行する方は日本の電話番号のままなので、国際番号+81です。その後ろに090~をハイフン(-)なしで入力していきます。この時に注意が必要なのが国際番号を使う際は、電話番号の最初の0は入力しません。なので本来は090だけど、9から入力します。他の国の番号の時も同じく最初の0を除いて二番目の数字から入力します。
【例】
国際番号【日本+81 】90 〇〇〇〇 〇〇〇〇
国際番号 【タイ+66】96 〇〇〇 〇〇〇〇
※国際番号は選択するだけなので数字は覚えなくても大丈夫です。
ちなみにごく稀に待ち合わせ場所の確認とか『どこだ〜見つからないぞ〜』ってタクシードライバーさんからメッセージじゃなくて電話がかかってくることがありますw
言葉が伝わらず困った時は、待ってる場所の目印になる写真を撮ってGrabアプリ内のメッセージから写真を送ってあげると分かりやすいと思うし、メッセージ送ればコピペして翻訳することもできるのでその方が間違いも減ると思うし慌てなくても大丈夫です。
認証を済ませたら
支払い方法も設定できます。ニコニコ現金払いならそのまんまでもいいけど、クレジットカードを登録しておくとタクシーを降りる時に現金でのやり取りがなくなるので、目的地に到着したら感謝を伝えて降りるだけです。
初めての国でまだ現地の物価や相場が分かってない時とか高額紙幣しか手元にない時とかめっちゃ助かるし、ただ単に楽ちんです。Paymentからカード情報の登録等ができます。
便利な使い方
Grabアプリ内のマップから場所の指定も出来るんだけど、普段使い慣れてるGoogleマップからの方が断然便利です。
何年か前まではなかった機能なんですけど、いつからか分からないけど気づいたら普通に使ってましたw
先ずGoogleマップ上で普段の使い方と同じく現在地と目的地をセットします。
例えば
今、バンコクのカオサンロードにいて次はワット・ポーに行くつもりでマップを設定します。
徒歩で約25分2キロの道のり。普段ならそれくらい何ともないけど、今日は灼熱で現在の気温は36℃。やっぱタクシーで行こうかwww
って感じになるとします。そんな時にGoogleマップで車・電車・徒歩のタブの右にある手を挙げてる人がいます。このタクシー呼んでる人に切り替えます。
手を挙げてる人に切り替えると、画面下部にGrabの案内が出てきます。タクシーの種類と料金の目安とタクシー到着までの待ち時間の目安、選択されてる種類の近隣のタクシーの現在地が表示されます。
GrabBike:バイクタクシー
GrabTaxi:Grab契約タクシー(タクシー会社の車両)
GrabCar:Grab提携個人タクシー(個人タクシーの車両)
こんな感じで種類別に表示されます。
種類を選んで『アプリを開く』をタップするとGrabアプリが起動します。
その後さっき選んだ種類でGrabアプリ内に移動経路マップが再表示されます。
改めて料金目安も更新されるのでその辺もチェックします。他の種類も見たい時や変更したい時は『View ALL』をタップします。
View ALLをタップすると種類一覧とタクシーが来るまでの時間の目安が見れます。
種類を再度選択します。GPSの関係でズレがある時もあるので、もし乗る場所や降りる場所を変更したい時は、それぞれの指定場所の名前や住所の表示になってるとこをタップします。
名前や住所が分かる時は、それぞれのところに入力しますが、マップ上でピンの位置をズラしたい時は右上のマップを折りたたんだみたいなマークをタップします。
マップマークをタップすると現在指定してる場所にズームアップされたマップが表示されます。
この時に緑の〇がある時は、タクシーの待ち合わせ場所として指定される場所です。一方通行や歩行者天国で車が入れない場所を考慮したミーティングポイントに指定されます。
普通のマップと同じく縮小拡大ができるので見やすいサイズに拡大して指定するとズレも少ないです。
自分の現在地に近い方、もしくは便利な場所のミーティングポイントを選択します。緑の〇がない場所では、指定したい場所にミーティングポイントのピンを移動します。
変更したら下の『CONFIRM』をタップします。ミーティングポイントが変更されて新たなルートで表示されます。この時に料金も変更になる場合があるのでチェックしてください。
画面の左下に支払い方法が表示されてるのでキャッシュ払いかカード払いなのかもチェックします。もしCash→カード払いに変更する場合は『Cash』をタップします。
カードが登録されてる場合は、カード情報も表示されるのでタップして右にあるレ点がカードの方についたのを確認します。もし登録してなくてカード払いにしたい時は『ADD Payment Methods』をタップして情報を入力します。
支払い方法の選択が済んだら『Book GrabTaxi』をタップしてタクシー依頼します。
その後ドライバーさんが依頼を引き受けてくれると、車の車種やナンバーとドライバーさんの写真付きの情報が表示されます。タクシーの現在地とおよその到着時間がマップ上に表示されるのでわかりやすいです。
マップ上でタクシーが近付いたら、それらしき車を探します。もちろんタクシーのドライバーさんも探してくれてますが、人通りの多い場所やミーティングポイントになってる場所だとたくさんの利用者がいて見つけにくい事もあります。
タクシーを探していると客引きをしているタクシードライバーさんが声をかけてくる事もあるので勘違いしないで、必ず車のナンバーで確認してから乗りましょう。
タクシーに乗り込んだらドライバーさんとGrabの画面をお互いに見せて名前や目的地など間違いないか確認して問題がなければOKです。
目的地に到着したら
現金払いの場合は、アプリ画面に表示された料金を支払います。カード払いにしてる場合は、そのまま降車するだけなのでドライバーさんに感謝を伝えて降りましょう。
その後、UberEatsと同じでアプリ上でドライバーさんの評価とチップの選択画面が表示されるので評価やチップを選択して終了になります。
タクシー利用時の注意点
日本と交通ルールやマナーも違う海外なのでいくつか気をつけなければならないポイントがあります。
①タクシーのドアは自動じゃないので、自分で開け閉めする。
②日本では左後方のドアから乗ります。日本と同じ左側走行のタイは、同じく左から乗り込むのが一般的で安全ですが、右側走行の国では右側から乗り込むのが一般的で安全です。
※ミャンマーのヤンゴンでは日本の中古車が多く右ハンドルの車がほとんどでしたが、右側走行なので違和感ありますけど右から乗る方が安全だと思います。
③ドアの開け閉めの際は、必ず周りの確認をして安全に注意する。特に降車時は、後方を確認して後続のバイクや車と接触したりしないように気をつける。
※確認しないで勢いよくドアを開けるとすり抜けバイクなどとぶつかったりする事故の元になります。この場合タクシードライバーさんに責任はなく、もちろんドアを開けた人の責任になると思います。
④現金払いの時に高額紙幣での支払いは避ける。これはお釣りがないとかで断られるケースが多く、到着時や移動途中にコンビニ等で買い物をして崩したりする必要がでてくるためです。
⑤タクシーの後部座席だとしてもシートベルトをしましょう。もちろん安全のためですが、日本国内とは違うのでちょっとした怪我なども含め旅行中に起こると保険など諸々の手続き等に時間を取られてしまうことになります。怪我や病気に気をつけながら旅行することはとても重要です。
⑥忘れ物には十分に気を付けましょう。ドライバーさんに無事行き先が伝わったって事などから安心感が出て気が緩みがちになります。スマホを出して見たりする余裕もあると思います。そんな時にポケットから何か落としたりスマホを車内に忘れたり、トランクに入れた荷物を出し忘れたりしないようにタクシーを降りる前に持ち物の確認をしてからおりましょう!日本と違い言葉の壁のある海外では落し物をしても連絡して内容を理解してもらうだけでも大変です。見つかる事も少ないと思います。
利用履歴を確認したい時は
Grabアプリを起動させて、ボトムメニューから『Activity』をタップします。
次に右上の青くなってる『History』をタップします。
Historyをタップすると、利用履歴が表示されるので詳細がチェックしたい場合は対象の項目をタップします。
タップした項目の詳細が表示されます。後々で料金の確認ができるし、乗降場所・時間・距離なんかも確認できます。アリバイの証明したい人も使えますねw
ちなみに
Grabは、GrabタクシーとGrabバイクが主流でそれ以外にもGrab Carって表示されてる提携個人タクシーとか提携VIPタクシーみたいのもあります。一般的に旅行者が利用するのがGrabタクシーとGrab CarとGrabバイクだと思います。
カンボジアは、車とバイクとトゥクトゥクから選べます。タイとミャンマーでも一部Grabでトゥクトゥクを配車できるみたいです。
カンボジアでは『PassApp』って配車アプリとGrabの二つが主流で、どちらでもトゥクトゥクが呼べます。僕がカンボジアに行くと個人的に利用率が一番高いのがこのGrabトゥクトゥクです。
最後に
限られた期間で旅行をする時に移動手段に迷う場面は多々あると思います。東南アジアでは、日中は暑かったりタクシー料金が安いこともあって利用する機会が増えます。そんな時に便利に使うと時間のロスも減るしGrabなら交渉が苦手な人もすんなり移動できると思います。ただし場所によっては、渋滞が酷い関係で時間はかかるし結果的に料金も上がってしまう事があるのでGoogleマップの渋滞情報も見つつ、利用する場所や時間帯で使い分けると更に便利だと思います。