【タイ】バンコクから日帰りでも簡単に行ける！世界遺産アユタヤ遺跡へ行きました

2020-09-07

こんにちはキャリーバッカーのTak@です。 今回は、世界遺産でもあるアユタヤ遺跡にバンコクから日帰りで行ってきたので勝手に紹介していこうと思います。

 世界遺産アユタヤ遺跡について

アユタヤ遺跡の建てられたアユタヤ王朝は貿易などを通して異なる国の文化の影響を受けていたようです。カンボジアのアンコールワット遺跡に行ったことのある方なら見覚えのある形だと思いますが、アユタヤ王朝はカンボジアの影響が強かったようでクメール様式の遺跡が多くあります。

ワット・マハタートにあるクメール様式の仏塔

引用元：タイ国政府観光庁

1351年にウートン王によって建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市です。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形は水運に恵まれ、17世紀はじめにはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として繁栄しました。その都市計画や中央集権制度、国際貿易振興といった近代国家の基盤は、その後のバンコク王朝にも受け継がれています。苔むした仏塔のチェディ、大草原に悠然と横たわる涅槃像、素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。現代にその当時の姿をつたえる荘厳な遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されました。

アユタヤの場所

アユタヤはバンコクから車で1時間半くらいのとこにあります。バンコクの北側にあるドンムアン空港は、アユタヤとバンコクの中間くらいなので空港から直接ならバンコク市内に行くのと時間的には同じくらいの感じです。

アユタヤ遺跡の行き方と入場料など

アユタヤはバンコクから近いこともあって個人で行く人も多いと思いますが、行きたいけど滞在時間の関係で諦めてしまう方もいらっしゃると思います。そんな時に便利なのが現地オプショナルツアーです。

日本語対応のツアー会社もあるしカオサンロードに行けば多くのバックパッカー達が愛用してる激安のツアーデスクがたくさんあります。日本語対応の安心なツアー会社でもサクッと回れる半日ツアーやたくさん回れる一日ツアーなどもあります。料金的にはカオサンロードのツアーデスクで1,000バーツくらいからあります。日本語対応のツアー会社だと半日1,500バーツくらいからになるようです。

個人で行く場合は交通手段でそれぞれ変わりますが、僕の場合は、タクシーをチャーターして友達と二人で行きました。高速代込み二人で2,000バーツ、チップ込みで2,200バーツ渡しました。現地ではあちこち行きたいとこの写真を見せて連れてってもらったりドライバーさんが写真見せてくれて『ここ行くか？』って提案してくれたりで興味のないとこは省いて回れるし、お腹空いたタイミングでドライバーさんおすすめのお店でご飯食べたりできるんでドライバーさん次第ではあるけど満足度は高かったです。

ちなみに遺跡の入場料は、それぞれ50バーツくらいだったと思います。１Dayチケットが220バーツとかであったような気がしますw ツアーで行く場合は入場料も込みでお水ボトルくれたりゾウ乗り体験が付いたり1日ツアーならランチもついてると思います。

ワット・マハタート

引用元：タイ国政府観光庁

1369年～70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370～88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つです。かつては、塔の頂上が黄金に輝いていたこの寺院もビルマ軍の侵略により廃墟と化し、今は木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部がない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。1956年の修復の際、塔の跡から数々の黄金仏や宝飾品などが発見され、これらは現在、チャオサムプラヤー国立博物館に展示されています。

アユタヤ遺跡といえばのポイントのひとつ

アユタヤ遺跡で最も有名なポイントがあるのがこのワット・マハタートで、アユタヤ遺跡の写真で仏像の頭部が木の根に埋まってるのを見たことがあると思います。あの木があるのがここです。

仏像は頭部だけが壊されたものが多くオリジナルで現存するものは少なくなってます。この木の根に埋まった頭部は、ビルマ軍（今のミャンマー）によって切り落とされていたものが木の成長と共に持ち上げられたとも言われてます。かなり損傷の激しい遺跡ではありますが、仏塔も多く残ってます。

アユタヤ遺跡のワット・マハタート

ワット・プラシーサンペット

引用元：タイ国政府観光庁

アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院で、バンコク王朝におけるエメラルド寺院のような存在。ボロムトライロッカナート王時代の1491年に建立され、以降はここで宮中儀式が執り行われてきました。寺院のシンボルは、東西に並ぶ3基の仏塔で、それぞれにボロムトライロッカナート王（1448～1488年）とその王子らの遺骨が納められていたと言われています。 仏塔の東側に本堂が後に建立され、高さ16メートル重さ171キロの純金に覆われた立仏像が置かれていました。この仏像が寺院名にもなった、「プラ・シーサンペット」といいます。1767年のビルマ軍による第2次アユタヤ侵攻で、寺院そして仏像は悉く破壊されましたが、戦後になって修復され、現在の姿となりました。

ワット・プラシーサンペット

ワット・プラシーサンペットは戦後に修復されてることもあってちゃんとした形が分かる状態になってます。

この中央に並ぶ３つの仏塔は見応えあってカッコいいですよ。ワット・マハタートだけじゃなくアユタヤ遺跡群全体的に仏像は壊されてるものが多いですが、その中でも頭部だけが無い仏像がとても多い印象です。

あちこちに頭部だけがない仏像が残る

ワット・ヤイチャイモンコン

引用元：タイ国政府観光庁

1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」といいます。 また、遠くからでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔は、1592年に19代ナレスワン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。 当時、ナレスワン王はビルマが先に建てたチェディ・プカオ・トンのパコダに対抗してこの仏塔を建立しましたが、高さはわずかに及びませんでした。

ワット・ヤイチャイモンコン

一番メインの仏塔の写真が無いっていう痛恨のミスをおかしてますが、細かいことは気にしないでくださいw 僕自身の記憶に留めておきますww

言い訳しておくとこの時、僕の中では涅槃像がメインでしたw 何故かというと、ここで買ったチケットに使われてた表紙の写真が下の写真の涅槃像だったんで友達と二人でここがメインだと思ってました。 それとお昼ご飯を食べ過ぎて動けないし脳が働かないって状況でしたwww

ワット・ヤイチャイモンコンの涅槃像

アユタヤでランチタイム【バーン ワン ラブ アユタヤ】

この時はアユタヤのことも事前にほとんど調べてなくって友達と前日に急遽アユタヤに行こうって話になって行ったので、もちろん食事に関しても調べてませんでしたw

なのでドライバーさんにお任せしてワット・マハタートから近くにある『バーン ワン ラブ アユタヤ』っていうホテルもやってるレストランに連れてってもらいました。

バーン ワン ラブ アユタヤ

ローカル価格よりは少し高い感じだけどその分ボリュームがあって味も申し分なく美味しかったです。男二人で、空心菜・ガパオ・パッタイ頼んだら量が多くて食後動けなくなるくらい食べましたw

料金はコーラ2本入れても300バーツくらいでしたよ！『二人で取り分けて食べる？』って聞いてくれてライスも別盛りにしてくれたり、すごく親切な店員さんのいるお店でした。

一品の量が多くて頼み過ぎた感がww

バーン ワン ラブ アユタヤの場所

ワット・マハタートから車で1分とめっちゃ近いんだけどお店の前が一方通行になってるんでドライバーさんは少し迂回してました。

アユタヤで出会ったワンコ【おまけ】

この日は暑かったせいか日陰でのんびり寝てるワンコが多かった感じです。

遺跡ワンコその①

遺跡ワンコその②

最後に

 アユタヤ遺跡は、タイ旅行の定番観光地なので行った事のある方も多いと思います。これから行くよって方は、遺跡観光は日陰も少なく外歩きがメインになるので熱中症対策してこまめに水分補給を忘れないようにしてください。個人的におすすめなのは、タイの新年のお祭り『ソンクラン』に合わせて泊りで行くと遺跡も見れるし水かけらるから涼しくなるし、アユタヤのソンクランではゾウさんと水かけもできるんでまとめて楽しめると思います。バンコクからも近いので一度は訪れてみてください。